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第43回ギタリスタスあだたらギター演奏会が行われました

第43回ギタリスタスあだたらギター演奏会が9月10日(日)郡山市のミューカルがくと館中ホールで行われました。今回からはコロナ前の通常開催で行われ、多くの聴衆が集まってくれました。今回は5人のメンバーによる独奏と、2重奏、そして最後に全員による合奏で締めくくられました。独奏では、それぞれの個性が良く出ていて特に音色の美しさと曲に対する積極的なアプローチが目立ち、思わず惹きこまれる演奏が続きました。最後に全員で演奏したホルストの「日本組曲」はオーケストラの曲で、リズムの複雑さや和声の響には戸惑いましたが、ホルストはギターでも魅力的な音楽でした。前奏曲は昔懐かしい日本的なメロディーがギター独奏で演奏されます。(オーケストラではバスーンで演奏されます)2曲目はまさに「寝んねんころーりよ・・・」と子守唄が流れ、終曲では賑やかな祭囃子のリズムが執拗に繰り返され、盛り上がりが頂点に達し、見事な終演となりました。最後に暑い中ご来場下さった皆さんに心より御礼申し上げます。

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演奏者及びスタッフ一同

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川名 徹
練習曲No.9 No.10(F.ソル)
ワルツ・ショーロ(H.ヴィラ・ロボス)

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林 文子
コルドバ(I.アルベニス)
森に夢見る(A.バリオス)

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山岡祐子
イギリス組曲(J.ドゥアルテ)
澄み切った空(Q.シネーシ)

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小林政貴
スペイン風セレナータ(J.マラッツ~タレガ編)
静けさ(F.ソル)
ロンディーニャ(R.サインス・デ・ラ・マーサ)

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渡邊 華
スペイン風セレナータ(J.マラッツ~タレガ編)
バスクの歌(J.ヒメネス)
アストゥリアス(I.アルベニス)

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ギターデュオ紡ぎ:山岡祐子&小林政貴
ミロンガ~ポルテーニャ組曲より~(J.カルドーソ)
ミロンガ(J.カルドーソ)

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ああたらギターアンサンブル
日本組曲より(G.ホルスト)
前奏曲/漁師の歌
桜の木の下での踊り
終曲/狼たちの踊り



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第43回ギタリスタスあだたらギター演奏会

「第43回ギタリスタスあだたらギター演奏会」が9月10日(日)郡山市のミューカルがくと館中ホールで行われます。
今年はコロナ感染前の通常開催となりました。
今回の注目点は、6月11日東京浅草のミレニアムホールで行われた、第45回ジュニアギターコンクール高校生の部で、見事第3位に入賞した会津高校3年の林文子さんの入賞後、初のステージとなります。
また、東京を中心として多方面で活躍中の郡山市出身のギタリスト渡邊華さんも昨年に続き特別ゲストとし招いています。素晴らしい演奏を期待してください。
そして<ギタリスタスあだたらメンバー>で演奏家としても郡山市を中心に、東京、横浜・新潟等、各地で独奏や2重奏等で演奏活動している山岡祐子、小林政貴両氏の演奏も楽しみです。それから今年の9月17日茨城のギター文化館で行われるシニアギターコンクールに出場する川名徹氏の演奏も興味深いですね。
最後にG.ホルストの作曲した《日本組曲》から3曲を全員のアンサンブルで演奏します。「惑星」で有名なホルストがギターアンサンブルを通してどのような音楽に変身するか興味深い試みです。お時間がありましたらぜひご来場ください。


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第45回ジュニアギターコンクール高校生の部で林文子さんが3位入賞

 6月11日(日)東京都台東区のミレニアムホールで行われた第45回ジュニアギターコンクール高校生の部で教室の門下生、会津高校3年の林文子さんが第3位に入賞しました。伝統のあるコンクールでの入賞は悲願でしたが、3回目の挑戦で見事に目標を達成しました。

45回ジュニアギターコンクール

テーマ : ギター
ジャンル : 音楽

教室の生徒が郡山市の「少年の主張」で最優秀賞

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少年の主張発表会 受賞式でお母さんと

当教室の小学校6年生の古河奏多くんが、令和4年度「郡山市大成地区少年の主張」で最優秀賞を獲得しました。
演題は「ギターが教えてくれたこと」

 内容は、小学校2年の頃、大好きなおばあちゃんがギターを習っていたことがきっかけで、ギターに興味を持ったことから始まります。おばあちゃんが軽やかにギターを弾く姿にあこがれて、自分もそんな風に弾きたいと思うようになり、正式にギターを習い始めます。初めてギターを鳴らした時の興奮や、指先が真っ赤になるまで練習したこと、また、ギター教室の発表会で演奏すると、おばあちゃんや先生から「凄い天才じゃない。」と褒められたりしたこと、大人が多い教室の人達からは孫のように可愛がられ、楽しく続けられたこと、などが綴られ、ギターに出会った事による新鮮な驚きや発見、そして楽しさが伝わってきます。
しかし、小学校4年からコロナ感染拡大による緊急事態宣言などで次第に練習する気力がなくなり、一つの事をやり続ける事がとても苦手なことを告白します。そんな時、おばあちゃんと一緒に演奏する機会があり、学校から帰宅して、すぐにおばあちゃんの家に行き、特訓の毎日を送ります。練習をさぼり気味だった奏多くんに、おばあちゃんは「すごく上手だね!」と褒めてくれます。そして、いつも最後に「でも、一つだけね。」と言ってアドヴァイスをくれます。一旦興味がなくなると全く努力をすることが出来なくなる飽きっぽい性格をおばあちゃんが良く知っていたのですね。おばあちゃんとの温かい交流が目に見えるようです。
そして、そんなやり取りを続けて行き、知らず知らずに、夢中でギターを弾いている自分に気づきます。そんなおばあちゃんに支えられ、練習を続け、「発表会での演奏は大成功。最後に震える弦を止め、丁寧にお辞儀をすると、客席から信じられないほどの拍手が起こりました、震えるほど嬉しかった。」と素直な感情を文章にしています。

その他、夏のギター研修会で91歳のギターの仙人が話した、「何よりも基礎練習」が大切という言葉に感動した事など、子供らしく原稿用紙のマスいっぱいに綺麗な字で書いてあり、瑞々しい表現に溢れた素晴らしい文章でした。
今年から中学生となる奏多君、私もギターを通して、成長していく過程を見守りたいと思います。

2022年しんぼくコンサート

2022年12月11日(日)教室恒例の「しんぼくコンサート」が郡山市ミューカルがくと館中ホールで行われました。今年もコロナ感染対策を継続しながら、午前10時30分から昼休みを挟み夕方まで、クラシックからポピューラ、ボサノバ等、様々なジャンルの曲を独奏から2重奏、合奏により熱演が繰り広げられました。このコンサートは年に一度、門下生同士の集まる場所であり、お互いの演奏の感想を語りあったり励ましたり、真剣な中にも温かい雰囲気が感じられるコンサートでした。

2022-12-11 渡辺ギター親睦 1

2022-12-11 渡辺ギター親睦 4

2022-12-11 渡辺ギター親睦 5

2022-12-11 渡辺ギター親睦 3

2022-12-11 渡辺ギター親睦 2






プロフィール

渡辺隆

Author:渡辺隆
福島県郡山市に住むクラシカルギタリスト。ギター教授。ギター演奏グループ「ギタリスタス“あだたら”」主宰

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