第30回スペインギター音楽コンクール終了

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左より、第3位:飯野なみ 第1位:菅沼聖隆 第2位:後藤千晶

第30回スペインギター音楽コンクールは高校2年生の菅沼聖隆さんが
得意のスペイン音楽を感性豊かにギターの限界を超えるほどの
パワフルな演奏を披露し、見事優勝しました。

2位は、宮崎県から参加した高校3年生の後藤千晶さん。小さな体ながら音量も充分、
しっかりしたタッチと正確なテクニックが印象に残りました。小さな手で650mmの
ギターを弾きます。「なぜそんな小さな手で押さえられるの?」と聞いたら
「気合いです!」という言葉が返ってきました。
3位は、大学2年生の飯野なみさん。安定した技術と、曲への順応性はさすがでした。
着実に成長していますね。ステージに出る直前の「ヨーシ!」の掛け声が可愛かったです。
ちなみに中央の菅沼さんが16歳で一番若いですよ、念のため。

コンクール終了後の打ち上げです。

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優勝した菅沼さんの話が面白かったです。年上に見られるのは仕方ないが、
ある講習会では35歳から最高は40歳位に見られたそうです・・・。
風貌もさることながらスペイン音楽を得意とするサウスポーギタリスト、
期待はますます高まりそうですね。
飯野なみさんの隣が4位入賞した長佑樹さんです。
左にはなみさんの先生、新井伴典さんです。

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スペインギター音楽コンクールの創始者大沢一仁先生。今回、本選で演奏された
課題曲の「アルハンブラの思い出」。この曲を聴いて大変感動し、
今まで聴いた中で最高の「アルハンブラ」だった!と絶句。
本当に名曲だ・・と話し感極まって涙するシーンがありました。
この「アルハンブラ」は、大沢先生の師であった、小原安正先生と各地の演奏会で
良く演奏していたそうで、「私の演奏は速いので小原先生はついてこられなかった」等、
とても懐かしく話されていました。先生にとって「アルハンブラの思い出は」
最も大切な一曲だったのですね・・・。

皆もそのお話を静かに聴いていました。大沢先生のここまで日本のギター界のために
心血を注いできたその純粋な人柄に接した貴重な時間でした。
そして、いつも傍で温かく見つめている奥様の姿も印象的でした。

御年87歳ですが、これからも優しさと厳しい目とでギター界を
見つめていてくれることを心から願っています。

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コンクール運営において大変重要なスタッフの皆さん。
私も、本選で裏方をさせていただきましたが、皆さんのおかげで
何もすることはありませんでした(汗)
でも裏方の大変さ、楽しさ等、教えていただき感謝しています。

そして本選出演者の演奏前後の表情、貴重なお話などもうかがえて
楽しく、有意義に過ごさせていただきました。

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Author:渡辺隆
福島県郡山市に住むクラシカルギタリスト。ギター教授。ギター演奏グループ「ギタリスタス“あだたら”」主宰

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