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スペイン音楽の旅レポートⅡ

スペイン音楽の旅レポートⅡ

=3月8日=コルドバ⇒ウベダ⇒カロリーナ
この日は早朝からコルドバの聖マリア大聖堂にあるメスキータを見学、その後宿泊先のリナレスを飛び越え、オリーブ畑に囲まれた高原の古都ウベダに向かい、NHKでも紹介されたレストラン「エスタシオン」で昼食を取り、世界遺産となっている古い街並みを見てきました。

◆コルドバ
バスはアンダルシア州を流れるグアダルキビール川沿いにバスを降り、一気に町の中心テンディリャス広場に直行する。何故かというと12時丁度に時計台からフラメンコギターの音楽が流れるので、それを聴くためでした。12時丁度に流れたようですが、あまり聴き取れなかったのは残念!その後、待望のメスキータを見学。およそ6世紀ごろからイスラムのモスクが建てられ、11世紀ごろからカトリックに変貌していく様子が目の当たりに見てとれたのがとても興味深い事でした。
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メスキータ1

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メスキータ2

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テンディリャス広場はコルドバの中心地。12になる時計台からのギターは周りの騒音であまり聴き取れませんでした。

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ラファエル・オロスコ音楽院

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コルドバ市内の通り



◆ウベダ
NHKの番組でも取り上げらえたレストラン「エスタシオン」での昼食を食べ、その後世界遺産として登録されたエル・サルバドル教会やカルセル・デル・オビスポ (Cárcel del Obispo)その周辺の旧市街地を観光してきました。 静かな佇まいでしたが、古い歴史を感じる所でした。

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ウベダといえばこのレストラン「エスタシオン」

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本当に美味しいパエリャでした。店内は昔の汽車に乗っているような感じ。

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エスタシオンから旧市街地までを歩いていくとここでも一面のオリーブ畑が広がっている。

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バスケス・デ・モリーナ広場の世界遺産の「エル・サルバドル聖堂」

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バスケス・デ・モリーナ広場にて

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世界遺産の「カルセル・デル・オビスポ 」現在は裁判所だそうです。

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旧市街の通り

◆カロリーナ
カロリーナはリナレス市の北西部にある小さな村、夕方からそのちの教会でのコンサートがあり、美しい夕景を見ながらバスで40分ほどで着きました。小さな広場に沿ってその協会がありましたが、とても素敵な教会でした。協会は日本で言う集会所を兼ねているのでしょう。コンサートが始まり時に鐘が鳴ります。神父さんは愛想が良く、チョット変わった方でしたが、大変お世話になりました。また、演奏中でも、客の入りが少ないとまた鐘を鳴らし、村の方たちにコンサートに来るよう促していました。そのシーンは次のコンサート編をぜひご覧ください。
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ナヴァス・デ・トロサ教会

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ナヴァス・デ・トロサ教会わきの街燈

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ナヴァス・デ・トロサ教会
“Cristo murió para nostros”~キリストは私達のために亡くなりました。
と書いてありました。


=3月9日~10日=サンティステバン・デル・プエルトへ

◆サンティステバン・デル・プエルト
午前中からサンティステバン・デル・プエルトで行われる「コマルカ・エル・コンダード国際ギターコンクール」の審査に参加するため、早朝からこの旅のコンサート準備で大変世話になっている、ホセ・マヌエル・クエンカ氏の車で、1時間30分ほどかけてサンティステバンへ向かう。午前中はサンティステバンの音楽院で、子供たちのためのマスタークラスを担当しました。9人ほどレッスンしましたが、1人13歳の少年はサンスの「カナリオス」とバリオスの「舟歌」を大変上手に演奏していました。上級者のクラスは、マリア・エステル・グスマンが担当。途中少しだけ聴講しましたが、18歳の青年(このコンクール主催者ムニョス氏の御子息)でしたが、ソル「ソナタop15]を見事に演奏していたのも印象に残りました。午後は隣の村まで行ってコンクールの関係者と昼食。その後はサンティステバンの「Casa El Almoraduz」でコンクールの予選が行われました。尚、9日の本選会までのコンクール内容については次回「コンサート・コンクール編」までお待ちください。

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ホテルについてから近くを散策、あまりの空の色の青さに思わずパチリ!

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公園も南国風です。

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街並みから、サンティステバンの城址?


=3月11日(月)=アランフェス⇒トレド⇒マドリッド
コンサートとコンクールを全て予定通り、終了しリナレスからアランフェス、トレドを巡り最終地マドリッドまでの南から北への
旅となりました。天候も恵まれ絶好の旅行日。トレドでの昼食は高級カモ料理を高台のパラドールで味わいました。トレドでは買い物を含め帰国の準備に入った気がしました。

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アランフェスまでのドライブ中に休憩。日本でいうドライブイン、何かチョット雰囲気が似ていました。

◆アランフェス
ロドリーゴの作曲したアランエス協奏曲」で有名となったアランフェス宮殿をロドリゴ夫妻の新婚旅行の時に歩いた場所を再現すべく楽しみにしていましたが、残念ながら休館日のため宮殿の中には入れませんでした・・。とは言え、快晴の空の下、宮殿の庭を散歩するのも良い感じでした。でもチョット暑かったです。また駐車場に行くまで色々なお店があり、特に豊富な果物を売っている店が目立ち、そこでかった イチゴは本当に甘くて美味しかった。

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噴水が涼しそうでした。

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花が咲くのはもう少し先ですね。


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スペインは自動販売機をほとんど見かけません、珍しので飲もうとしたら壊れていて使用不能でした。


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スペインは本当に果物が美味しいです!あまり見たことのない果物や野菜があるものですね。

◆トレドへ
43年ぶりのトレド。まず昼食のため高台にあるパラドールへ。ここは食事もさることながら、ここからトレド全景を見れるのがもう一つの魅力となっているようです。眺めは食事をする方のみが許されるのでしょうね。昼食のカモの肉を人数分の13羽を予約していましたが、猟師が7羽しか取れなかったという事で、みんなで分けて食べましたが、それでも持て余すくらいの量。もう食べきれませんでした。カモ肉を堪能していよいよトレド市街へ・・? 所が、バス停から少し歩くとエスカレータ乗り場があるではありませんか!そこから全くイメージが崩されました(笑) トレド市街は道が細く迷路になっているので、トレドの名産象嵌細工や陶器等のショッピングがメインになるようです。

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パラドール・トレドからのトレドの眺望

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パラドール・トレド

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トレドの全景を眺めながらカモ料理を楽しむ・・.。

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これが噂のカモ料理。

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トレドの通り。象嵌細工や陶器、等沢山のお土産屋さんが並んでいます。

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トレドの通りは本当に狭い。

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トレドの中心地


◆マドリッド
旅行初日に宿泊したホテルと同じだったので、少しホッとしました。さてマドリッドの夜は、これまた待望のフラメンコを見に行く事になっていました。所が、さすがに旅の疲労が出たのか、フラメンコを鑑賞しながら寝てしまう、というもったいないことをしてしまいました。とは言え、フラメンコのサパテアード、パルマ、そしてカンテ、ギターと一体となり、感動的なステージだったことは間違いありませんでした。
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情熱あふれるフラメンコ!
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ギターソロも披露。

=3月12日(火)=
◆マドリッド
今日はマドリッド観光。午前中はプラド美術館、昼食後は自由時間を設けてショッピングやレティロ公園の散歩。またギター制作家カシミロ・ロサーノ兄弟がホテルにわざわざ来てくれたので、ギターのメンテナンスをして頂いた。スペイン最後の夜はホテル近くのレストランでネギ料理?で最後の晩餐。

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43年ぶりのマヨール広場。ここはほとんど変わっていなかった。懐かしい。

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プエルタ・デ・ソルはマドリッドの中心地。ここも懐かしい・・1975年フランコ将軍が危篤状態の時にたまたまここにいた。当時、ここはテロで危険な状態だった、人が誰もいないこの広場にいたのは国家警察のみ・・銃口がこっちを向いている・・地下鉄の入口まで遠かったこと・・階段を下りてホッとしたことを覚えている。
その地下鉄に乗ってみた・・ハイテクで全く乗り方が分からない・・やはり怖かった・・。

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このプエルタ・デ・ソルは日本橋と同じで、スペインの道路の起点はここから!

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レティロ公園は市民の憩いの場。日本と同じくイヤホン付けてジョギングする人、色々な楽器での思い思いの演奏をする人、手作りの工芸品や絵を売る人。見ているだけで結構面白い。このカメラは銀塩カメラ。かなりアンティックな代物だ、どうやって現像し、客に渡すのだろうか?

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レティロ公園のバルにて43年ぶりのビールを飲む・・うーんこれは時代を超えても美味い!

「コンサートコンクール編」は後日アップします。

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渡辺隆

Author:渡辺隆
福島県郡山市に住むクラシカルギタリスト。ギター教授。ギター演奏グループ「ギタリスタス“あだたら”」主宰

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